南流山教室
脾肉の嘆
2010年7月20日
ども、こんにちは。教室長の高梨です。
ついに、やってきましたよ。夏期講習!
そして、通知表!どんな数字がついているのか、本当にドキドキです。
さて、小・中学生にとって約40日の夏休みですが、何に使いますか?
「遊ぶ」は勿論の事とは思いますが、できれば、何かを得る事のできた夏休みにしてもらいたと思っております。
三国志の中に出てくる故事成語の中に【脾肉の嘆】という言葉があります。
それは、三国志演義の主人公である劉備玄徳が中原(現在の華中)での曹操の戦いに敗れ、南の荊州(現在の湖北省あたり)の劉表のもとに逃げ込んだ時の事です。
曹操は華北の宿敵・袁家、はたまた異民族を討つために、万里長城を越えてまで、北方遠征を強行していました。
その間、荊州はとても平穏で静かでした。また、劉備には珍しく、7年もの間、一つの場所に定住しておりました。
ある日、劉表との宴会の席で、劉備は厠(トイレ)に行ったとき、太股(フトモモ)に肉が付いている事に気付き、「志も果たせずにこんな所にいるうちに体はすっかりなまってしまった。戦場をかけめぐっていたころはこんなことはなかったのになぁ。」と涙したといいます。
この事より、「功名を立てたり手腕を発揮する機会のないことを嘆くこと」を【脾肉の嘆】と言います。
さて、みなさんには、夏休み明けに、こんな事にはなって欲しくないと思っております。
幸いにも劉備は、この後すぐに、名軍師:諸葛亮孔明と運命の出会いをする事ができ、再び天下に乗り出す訳ですが、そんな劉備も孔明のもとを3度も尋ねて、出会いを果たしました。
ですので、待っていても、チャンスや機会は、向こうからはやってきません。
自分で動いて、探って、成長するチャンスを見つけていきましょう。
と、いう事で、フラップからは夏期講習で成績飛躍のチャンスを提供しております。
僅かですが、まだ、残席があります。
詳しくはここ。
一緒に、この夏のチャンスを掴みたい生徒を待っています。