まばし教室
We Love 算数4
2010年4月12日
はいはい誰に何と言われようと、続けますよ『We Love 算数』のお時間です♪
割り算の基本についてお送りする予定でしたが、なんとなく気が変わりましたので、
本日は『速さ』について!!
『割合』に次ぐみなさんの大嫌いな単元の2大巨頭の1つですね?
なんとかみなさん『み・は・じ』を使いこなして乗り切っています。
うんうん数学的にはそれでいいんですよ?♪
で・も・ね
実は私できるだけこの『み・は・じ』を使わせたくないのです。
特に中学受験を目指す生徒にはまず教えません。
前回も書きましたが数学であれば『機械的に処理』することが許されても、
算数ではあくまで『意味(原理原則)を把握』することが求められるからです。
ここで試しに第1問!!
「ある車は45分で39?走ります。さて 時速はいくつでしょう?」
・・・・・・
どうでした?ぱぱって処理できました?
『39? ÷ 45分』とか始めるとめんどくさいことになるでしょ?
もちろんこの問題分数計算で解答は出ます。
でもね、あくまで『速さって何?』を考えた時、こんな考え方をするほうが自然です。
「時速ってなんのこと?
そうだね1時間あたりに走る距離ってことだね
じゃあこの式を見てごらん」
45分 : 39?
1時間 : ○○?
「この○○を求めればいいんだよね」
このヒントだけでぱっと答えを出す生徒もいますし
「さらにヒント!これを見てごらん」
45分 : 39?
15分 : ××?
60分 : ○○?
ここまで書くとほとんどの生徒が「時速52?!!」って答えを出します。
もちろん処理を教える以前に図や絵を使って
『1時間当たり 1分あたり 1秒当たり』という感覚をつかませることが一番重要ですが・・・
これを極めていくと、少しぐらい複雑な文章題(途中で速さが変わったり、2人が同時に動いたり)に直面しても、ものすごいスピードで答えが出せるようになります。
まぁそのためには『算数道』を極めるための長く楽しい道のりに進みださなくてはいけないのですが・・・♪
では本日はこのへんで