南流山教室
竜門の滝?
2008年11月13日
今日もファンリンは、竜門に向かって、疲れた体を励ましながら、長い長い旅を続けています。
いったい、どのくらい泳いだのでしょうか。
急に、水しぶきが激しく立ち昇り、前が見えなくなってきました。
それでも、進むと…
?ドォォウ ドォォウ?と
ゾッとするような音が響いてきました。
とうとう竜門の滝に着いたのです。
竜門の滝は三段にわかれていました。
竜門の滝の、すぐ下に近づくと
?ドカン ドカン?と
水がかたまりになって落ちてきました。
小さな体がぐるぐる回って、どちらが上やら、どちらが下やら、訳が分からなくなってしまいました。
これでもか、これでもかという位に、
?ドカン ドカン?と
水しぶきがかたまりになって落ちてきます。
それでもファンリンはあきらめずに竜門の滝に挑戦します。
「あきらめてしまったらおしまいだ。あきらめるものは、竜になんかなれない」
そう自分を励ますと、ファンリンは思い切って、体を跳ね上げ、どうにか竜門の滝の一段目に昇る事ができました。
つづく