南流山教室
竜門の滝?
2008年11月6日
さて、前回のお話から、だいぶ間が空いてしまいましたが、フナの子ファンリンは、どうやら、竜門の滝へ旅立つ決意ができたようです。
しかし、ファンリンは旅立ってすぐに後悔しました。
一人旅はつらく、竜門は遠く、ひどい目にばかりあいました。
例えば、藻や草に引っ掛かって、動けなくなったり、いろんな川魚にいじめられたり、はたまた、大きな魚に追っかけられたり…。
いろいろな事がありました。
故郷が恋しくて、岩のかげで、?すんすん?泣く事もしょっちゅうです。
それでもファンリンは勇気を出して、竜門を目指して進みます。
そして、困難をたくさん乗り越えるたびに、ファンリンは強くなり、夜空の星たちを見上げながら、こう誓うのでした。
「必ず竜門を昇るぞ」と。
つづく