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先生の恋バナ(5)

2008年11月14日

何か、この話すごい人気のようですね。前に休憩時間に話したときに涙流した生徒もいましたが・・・。

 

 

あなたは、出会ったときすでに別れの運命が待ち受けているとしても、その人を愛せますか?

 

『なつ』に出会って、私は『そら』の真相を聞くことになります。そらは、すでに医者から『来年の桜は見れない』と死の宣告を受けていたのです。

 

彼女は先天的に心臓に欠陥を持って生まれてきました。小学校は多少病弱というだけで普通に通いましたが、中学校を最初の1月しか通っていませんでした。授業中に倒れた『そら』は、そのまま入退院を繰り返し、結局中学校は合計で半年も通っていません。特殊な病気なので、横浜から足立区へ家族で移りましたので、横浜の友人との関係も段々希薄になり、16歳ごろには回りに家族以外誰もいなくなりました。病気によって、健康も・青春も・未来も・恋愛も・友人も・・・あらゆるものを奪われました。

 

しかし、彼女は最後まで『生きる』ことをあきらめませんでした。高校は通信教育で資格を取り、自らで小説をつづっていました。妹の相談にも乗り、姉として・女性として・人間として成長してゆきました。医者が難しいといっていた20歳の誕生日を迎えることが出来ました。私はこんなに前向きに生きてきた人を、この前もこの後も見たことはありません。

 

しかし、ついに運命の宣告が下されました。お父さん(既にお母さんは他界)となつは、誕生日の7月16日直後に『来年の桜は見れない。だから、少し状態のいい今のうちに、旅行に行ったらどうか・・』というアドバイスで、2週間旅行に来たそうです。お父さんは仕事の関係で1週間後にこちらに来るそうです。親戚もいる上に、2人の生まれ故郷なので、最後の旅行にふさわしい場所だったのです。

 

本日の函館デートも、『なつ』が姉のために企画した(途中で抜けて2人っきりにさせようと図ったようです)ものらしいです。家に帰ったお姉ちゃんがずっと泣いている。だから私に会いに来たと言うことでした。

 

『なつ』から話を聞いて、失恋以上にショックでした。その日親戚の家に帰ってからも眠れませんでした。私はあと3日で北海道を後にします。3日目は時間が無いので、彼女らと会えるのは、あと2日です。『なつ』から聞いて、『そら』が私を嫌がって断ったのではなく、自分が長くないことを知っているから(いつまで・・というのは知らないようですが)断ったと知りました。もう一度会って全てを受け入れて、それでも『共に生きてゆきたい。』という気持ちはありましたが、正直怖かったのも事実です。

 【つづく 次回『生きる』 11月14日ごろ公開】