まばし教室
ミス・サイゴン
2008年7月28日
先日、講習中の休みの日にミュージカルを見に行きました。
観劇したのは「ミス・サイゴン」
物語はベトナム戦争末期(1975)から1978年の3年間にわたるストーリー。
陥落直前のサイゴン(現在のホー・チ・ミン市)。フランス系ベトナム人―通称エンジニアが経営するキャバレーでのアメリカ兵クリスと17歳のベトナム人の少女・キムの出会いから始まる。
この戦争に大きな疑問を持つクリスと戦禍ですべてを失い生きるすべを求めてこの店に働きに出たキム・・・二人の出会いはすぐに恋に変わった。
お互いに永遠の愛を誓いながらも、サイゴン陥落の混乱の中、米兵救出のヘリコプターの轟音は無情にも二人を引き裂いていく。
クリスがいつの日か迎えに来てくれると信じながら懸命に生きるキム。しかしそのキムには、誰にも明かさぬ秘密があった。それは、クリスの帰国後に生まれた彼との子、タム。
キムにとっては、タムだけが唯一の希望、そして生きる力だった。
それをも知らず、ベトナム戦争の記憶に苦しみながら連夜悪夢にうなされるクリス。やがて、彼は新しい人生を始めるためにエレンと結婚する。ところがある日、彼は戦友のジョンから、キムが生きていること、そしてキムと彼の子供の存在を聞かされる。
愕然とするクリス。
キムとクリスの運命の糸をあやつりながら、したたかに「アメリカン・ドリーム」を追い求めるエンジニア。キムに会うために、バンコクを訪れるクリスとエレン、そしてジョン。
キムの願いは、タムをアメリカに渡らせ希望に満ちた未来を作ってあげること。その為に、キムは自らの命をかける思いだった。 そして・・・不幸なすれ違いが始まる。
(あらましは公式HPより抜粋させていただきました)
夢や希望、生きる支え、愛、絶望の中で見出す光、戦争によって残される社会問題、葛藤、哀しき究極の愛の結末
正直、ミュージカルはあまり興味がなかったのですが「自分の世界を広げる為にも」と思い誘いを承知した今回の観劇
観る人によって、強く心を動かされるシーンはそれぞれでしょうが
鳴りやまぬスタンディングオベイション
その感動の中に自分もいました
自分を誘ってくれたことを心より感謝
皆さんも機会があれば是非