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フラップ代表飯塚晃のモチベーションUPブログ

勉強方法 社会

2017年12月19日

 

 

社会について考えてみたいと思います。

よく聞く言葉が「社会は暗記科目」と言うものです。本当に社会は暗記科目なのでしょうか? 答えは、半分はYES,そして半分はNO!です。

なぜYESなのかと言うと、全ての科目は暗記科目だからです。暗記と言うのが適切でないとすれば、「知識量が必要」と言い換えてもいいです。英語でも、数学でも、理科でも、国語でも同じです。知識の蓄積がなければ解答は得られません。「否!数学や理科は思考力が大切だ。」という方がいるかもしれません。確かに思考力は大切ですが、何の知識の裏づけがないところに思考は存在しません。また大学のセンター入試レベルの問題は思考しなくても訓練で即答が可能なはずです。

では、なぜ半分はNOなのでしょう?社会の歴史・・人物名や年号や事件は暗記しなければならないのでは?そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに人物や出来事などの名称は覚えなければいけませんね。それは間違いないことです。

NOといえる理由を2つあげます。

 1つ目、入試問題は文字の暗記だけでは点数が取れないように作成されているからです。

歴史でも地理でも、現在の入試問題は一問一答形式の問題はあまりありません。グラフ、地図、写真、絵画、歴史的資料など文字以外のビジュアル資料を用いて出題されることが多いのです。例えば、葛飾北斎=化政文化というワードを文字で覚えていても得点できる可能性より、神奈川沖波裏の実際の画像を見て、その時代背景がイメージ出来るほうが試験の正解は得られやすいのです。また、千葉県の入試で年号をそのまま問う問題は出題されたことはなく、年代の並べ替え問題は、歴史の流れが理論的の整理されている人が得点できるように作られています。つまり、出題者は丸暗記をした受験生には得点があまり取れない問題を作成しているのです。

2つ目は、暗記の効率です。歴史の暗記をする際に、その背景になる時代の一般常識や興味があるかないかによって、教科書の内容を覚える効率はまったく違ってきます。大河ドラマ、ゲームの三国志や戦国時代など知識のベースが遊びや娯楽の中で出来上がっている時代の内容を暗記するのは簡単ですが、小学生時代から歴史、世界地理などにまったく興味を示さなかった生徒が教科書内容を覚えるのは大変なのです。

さて勉強方法に戻りましょう。社会の勉強方法、それは日常生活の中にあるのです。テレビや漫画やゲームや新聞や旅行などなどです。そういう日常に歴史や世界への扉があるのです。そういうモノに触れる日常を過ごすことが一番効果的なのです。しかし現実的に入試で点数を取るためには何をしたらいいのか?それを知りたいですよね。

ずばりいいます。それは「教科書と地図帳を頭に叩き込むことです。」教科書の暗記ではありません。先ほども書いたように「文字を文字として暗記」するのは効果が薄いのです。この頃の教科書は写真、グラフ、資料などが満載です。それらのビジュアル資料と文字を何十回と読み返してください。  フラップ指導会 代表 飯塚 晃

国語力、表現力というもの 4

2015年07月14日

200字作文、短めの作文の書き方についての続きです。

 

作文を指導する際に私が意識しているのは次の2つです。

 

①スピード

②条件の合致

 

この2つが作文の基礎基本です。そしてこの意識の有無が小論文つながり表現力につながります。

逆を言うと スピードがないというのは そもそも採点の土俵に乗らない。 条件に合致しないというのも

採点する箇所が存在しないことです。

 

私が作文の指導するときは この条件作文を徹底して行います。

何度も書きますが オリジナリティや創造性などは生徒には一切求めません。

その領域の話をすると 子どもは金縛りにあってしまい 作文の呪縛に苛まれることになります。

 

 

 

例を上げると

 

次の文章を読んであなたの体験したことや想像したことを踏まえて

感じたことを書きなさい。

ただし 次の条件を守って回答用紙に書きなさい。

・段落は2段落構成

・200字以内

 

上記の条件をもとに条件作文で点数を取りに行きます。

 

 

指導する際は

制限時間を決めます。  7分から15分(慣れるに従って短くする)

 

 

ポイントは上記の条件をすべて取り入れることです。

 

例えば

1段落目に90字から110字(4行から5行)で   感じたことを書く。

2段落目に90字から110字ていどで  体験したことを書く。

 

 

その際に強調するのは必ず    ~を感じました。 感じたことは~です。

私が体験したことは次のようなことです。

 

などと条件を守っていることを明確に記載することです。

 

 

①私が与えられた文章で感じたことは「人としての優しさ」です。

 

②このように感じたのは私の次の体験があったからです。

 

 

これらが文章の骨格です。 それに何を付け加えていくのがを与えられた文字数で

書く練習をしていくだけです。

 

                             続きます。

 

 

国語力、表現力というもの 3

2015年06月17日

具体的にどのように表現力、作文の能力を高めていけばよいのかという方法論に入ります。

 

イメージは前回も記した ピアノのバイエルとかと同じように教則本、教本、指導を守れば一定の表現力を

身に着かせることができるといったものです。

 

まず最悪のパターンを紹介します。

 

それは夏休みの宿題の定番 「読書感想文」です。

 

 

題材(書籍名)・・・・・自由(まれに数点の課題図書から)

内容・・・自由

段落など・・・自由

文字数・・。1600字以内が多い

 

書き方の指導をされた記憶ありますか?

いきなり楽器を手渡されて 演奏の仕方も指導されないで 「自由に演奏してみろ!」と同じです。
読書感想文が嫌いな子供が多いのも 当たり前すぎるん話なんですよね。

 

 

感動したことを書きましょう!     はぁ?なにそれ?ってなもんです。

 

そう言われたら 素直な(別名 勉強してない)子どもは すべての文面を自分の言葉で
埋めようと考えますよ。    誰がどう考えてもそれは無理ですよね?
1600字も感情を紡ぐ言葉が出てくるはずがないです。

 

書き方を教えてあげないといけないです。

 

もちろん読書感想文の書き方は自由ですから無数にパターンがあるのですが
その代表的なパターンを提示(例示)してあげることが第一です。
といっても

中学生でも作文に慣れていない生徒には難しいものがあります。

 

夏休みに切羽詰まった場合は別ですが

着実に実力をつけるには  200字作文(原稿用紙の半分)から始めた方がいいです。

 

最初の段階の問題は次のようなものです。

 

例)あなたの今年の目標を書きましょう。 ただし次の条件に次の条件に合うように書くこと。

①180字以上200字以内

② 3段落構成で書くこと

③ 昨年の反省を活かした目標を立てること。

④ 目標を達成させるための具体的な行動を書くこと。

 

わかりますよね。 設計図(骨組み)は提示してあげています。

 

多くの子供は

① 私の今年の目標

②昨年の反省

③具体的な取り組み  の順序で書きます。

 

思考方法の筋は出来上がります。

後は修飾語句などの問題になります。

 

この題材を10分(中学生レベル)の制限で書かせます。

 

翌週は次のような題材です。

 

例)あなたの今年の目標を書きましょう。 ただし次の条件に次の条件に合うように書くこと。

①180字以上200字以内

② 2段落構成で書くこと

③ その目標が自分の将来にどのように役立つのかを書くこと。

 

今度は切り口、視点が変わってきますね。

①今年の目標 達成⇒ 将来の自分のイメージをいう思考経路が出来上がります。

 

これも10分で書きます。

 

採点のポイントはレベルによって異なりますが初級者は

①文字数完遂 で10点中5点

②段落の指示を守る 3点

③誤字脱字、文のつながり2点 とかなり甘く採点します。

 

この際内容とか 日本語のレベルには目をつぶります。

 

制限時間内に 与えられた条件に合致した文章を提示する。という絶対条件だけが大切なのでということを

叩きこませんるのです。 それができないと子どもたちは1時間かかっても作文を完成できない。という子がわんさか

出てきます。

 

もちろんいろいろな条件でこの訓練を続けます。  2か月10分×8回で変わる子は変化してきます。

   この訓練の内容や続きは 次回

国語力、表現力というもの 2

2015年06月10日

表現力が入学試験での比重が高まる。という話題の続きです。

 

早速ですが、表現力・・・ここでは作文を考えてみたいと思います。

 

どのようにしたら作文の能力が高まるのか? 年齢、レベルで違うのですが

結論からいえば 他の勉強や習い事と同じようなステップを踏んで行けば

ほとんどの子どもの表現力は向上します。

 

例として適切かどうかはわかりませんが

ピアノや絵画のレッスンと同じような練習、稽古をイメージしていただければいいです。

 

ここで一番押さえて置かなければならないのは 表現力は才能ではない。ということです。

 

・子どもの自由な発想と表現力 とか

・天衣無縫な感性とか

 

そういうおとぎ話のような綺麗な言葉で表現力を捉えると何も進歩しません。

 

 

ピアノの初心者に  「自分の感情を鍵盤の上にぶつけてみろ!」と指示を出しても 無理でしょう?

 

絵のレッスンで 犬を前にして 「見たままに書いてみよう!」 が 得体のしれない未確認の獣が書かれるのはよくある話です。

 

 

 

私はピアノも絵画も素人ですが  恐らく  バイエルから始まる古典的な導入のルーティンレッスンが形作られているのでしょう。

 

絵画も 静物画などのデッサンをかなり力を入れて練習をするのでしょう。

 

 

 

子どもたちに文章の表現も指導するのも全く同じです。

これがなかなか理解していない人が非常に多いのです。

 

「自分の感じたことを書けばいいのですよ。」     あーなんと無責任な指導者でしょう。

 

そんなことを言われたら     「感じたこと?」

 

 

楽しかった。    それ以降は空白の状態・・・  そんなのは目に見えています。

 

 

 

 

次に文章表現力を指導する際に 絶対に避けなければならないことがあります。

 

 

それは    文章には芸術性、独自性、想像力を一切求めない。ということです。

 

 

 

え???  表現力って 独自的で想像性の高いものじゃない?

 

子どもも大人もそう思っている限り 創造性の高い表現力は身に付きません。

 

先ほど記したように

 

ピアノのレッスンで 初心者に  「さー 君の個性を発揮してこの曲を弾いてくれたまえ!」と要求する人は皆無でしょう。

 

 

 

静物画のデッサンは 緻密に技術を高める練習なのでしょう。

 

 

 

文章の作成同じです。  いきなり芸術性の高い文章を求めるなんて馬鹿げていますよね?

 

子どもたちの鉛筆が全然進まないのは その「想像力の強制」が原因なのです。

 

想像力を過剰に求めるが故に  想像力の芽を摘み取ってしまうという矛盾が生じてしまうのです。

 

 

それでは現実的にどのような方法で練習をしていけばいいのでしょうか?  次回に続く・・・

 

 

 

国語力、表現力というもの 1

2015年06月02日

ここ10年、15年のスパンで 徐々にですが変化しているのが

入学試験における 表現力の重視です。

少しずつですが 作文や表現力などの配点が増えてきました。

私立大学の入試でも難関校のAO入試では 記述の量は増加しています。

 

しかし国の根本の入試であるセンタ試験は変わりませんでした。

100年以上前から 入学試験は 速く、正確な情報処理の能力を試すものでした。

その頂点が センター試験マークシートの試験です。
情報課題を短時間に裁いて処理していく能力が試されます。

英語で最も差がつくのは長文読解の内容把握問題

国語では論説、小説の長文と設問を正確に読み取る能力です。

 

 

しかしそのセンターも2021年で廃止が予定されています。

巷間言われている方向性は

2つの入試が存在するらしい。

1つは 基礎学力の知識を問う問題。

2つめは現在の難関私立AOや国立個別などで行われている形式の 大学レベル到達度テスト。

 

1つめが知識量

2つ目が表現力や応用力などを見て 国際レベルの大学教育にどれくらいついていける能力があるかを

計るものになるらしい。

 

実はこの2つ目の表現力や応用力(この言い方自体も陳腐でうまく伝わりにくいのだが)こそ

知識量や暗記量以上に大きな個人差異がある分野なのだ。

 

何回かこのテーマで書いてみようと思います。

 

 

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