小学生は4~8名、中学生は8名、個別指導は2名までの少人数制の塾、個別指導塾のフラップ指導会です。松戸市、流山市、柏市(南柏)を中心に一人ひとりの力を伸ばす指導を行っています。

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フラップ代表飯塚晃のモチベーションUPブログ

クラリネット

2019年4月10日

習志野 選抜準優勝 おめでとうございます。

実は1回戦の日章学園戦は甲子園に応援しに行ってました。

生美爆音 最高でした。  昔のことを思いましたので 昔の投稿を再掲します。

 

新聞やマスコミで 教員などの体罰や暴力が取り上げられる時
コメンテーターは 「何があっても、絶対に暴力や体罰はいけません!許されまへん!」と偉そうにいう。
まあ、確かにその通りで 何もいうことがないのだが・・・
本当にそれでいいのか。 いや それでよかったのか?と思い出すことがある。

それは 私が学習塾の業界に入って数年たった 経験も浅い 教室長だった時代。

ある女子生徒がいた。ミドリちゃんという子だ。 ミドリは非常に小柄な生徒で お世辞にも良い成績だとはいえない 成長の遅い類の子どもだった。

中学に入り 彼女は吹奏楽部に入学した。 運動部では身体が厳しいということもあったが、
音楽が何より好きだったのだ。

ミドリは勉強が得意ではない。 いやかなり遅れているといったほうがよい成績だった。
しかし、何事も笑顔で 素直に まっすぐに取り組む姿勢を 私達は とても好感を持っていた。

残して よく勉強を教えた。

「ミドリ。 これが こうなって こうだろ・・・・・ 分かる?大丈夫?」

「はい!大丈夫です。」

「じゃ、これやってみな。」

「・・・・・・・へぇ?」

  こんな感じだったがとてもよい子だった。

 2年生になり ミドリはクラリネットの担当になった。
そして なんと パートリーダーになり 部活動の副部長に任命されるまでになった。
彼女の真面目な練習態度は同級生からも下級生からも 顧問の先生からも認められたのだ。

ある土曜日 郊外練習会の帰りに ミドリは塾にそのまま来た。
学校の備品である クラリネットも持ったまま。

授業が終わり。少したって カバン置き場に向かう。

ミドリは気がついた。
「???!」   持ってきたはずのクラリネットがない。確かに置いたはずなのにない。
教室に戻って 探したけどない。

パニック気味になり 探し出すミドリ

「ないよ。ないよ。クラリネットがないよ。」 10分経つと泣き出した。

クラリネットはとうとう見つからなかった。 

 

 週があけた月曜日の夕方 ある生徒が学校帰りに塾にきた。

「クラリネットは見つかったよ。 H君がイタズラでもって隠したみたい。
 学校で 話しているのを聞いた。 ミドリは慌てて 泣き出したことを笑いながら
 友達と話していたよ。 」

私は一瞬で 胃にいやなものを感じた。 血が少し動いた感じがした。
そういえば Hは 用もないのに土曜日に教室にいた。 言われてみれば・・
ニヤニヤしていたのを思い出した。

「分かった。それは本当のことだよね?」冷静を装って 話を終えた。

夜になり。ずーっと思案していた。
「落ち着け。落ち着け。」
このままでは 来た瞬間に Hを殴る。そんな予感がした。

生徒がくる時間になり。教室にいると ミドリがやってきた。

「センセー! あったよ^? 良かったよ。」 何事もなかったように
そう報告してくれた。

Hがやってきた。
他の生徒がいない教室で事情を聞こうと思った。

「H・・ちょっと こっちに来てくれ・・」

「はぁ? なんすか?ミドリのことですか?それはもう解決済みっすよ。」

 自分自身 切れたのがわかった。
Hの奥襟をとろうと一歩前に歩を進めた瞬間

ミドリの同級生の美咲がすっ飛んできた。

 美咲は
「テメー!」と叫ぶと

右手で平手うち そして すぐ左手はグーで・・これは空振りだった。
続けざまに パンチを・・・

私も 彼女の友人も ミドリも 慌ててとめる。
美咲は普段はとても大人しいのだが 正義感が強い女の子で
Hを許せなかったのだろう。

美咲もミドリも ことの経緯をして知っている女子はみなその場で泣き出した。

もし 美咲がやっていいなければ
私は自分を抑える自信はなかった。

ミドリは泣きながら みんなに
「ごめんなさい ごめんなさい。」と謝っていた。

何もなす術をしらない 未熟者の私には
かなりつらいシーンだった。

 

 

 

ちなみにミドリはその後 習志野と並ぶ名門「市立柏」に進学して 吹奏楽部に入りました。