小学生は4~8名、中学生は8名、個別指導は2名までの少人数制の塾、個別指導塾のフラップ指導会です。松戸市、流山市、柏市(南柏)を中心に一人ひとりの力を伸ばす指導を行っています。


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フラップ代表飯塚晃のモチベーションUPブログ

作文の書き方

2018年10月31日

今月は作文についてのコラムになります。 下記の文章はおよそ10年前にこの場に掲載したもののリメイクになりますが、作文や小論文などの表現能力の有無は入試において益々重要になっています。 しかし作文ほどその能力や完成度に個人差が現れるものはないと思います。日本語だからそこそこの文章は書けるだろう。というものではありません。数学の応用問題や英語の長文読解と同じくらいの力の差がある分野です。

 

作文が苦手な生徒がいます。決して少数派ではありません。中学3年生を対象にして考えた場合、25%、約4分の1の生徒が「作文は大嫌い。」な生徒です。模擬テストなどの200字作文でさえペンがまったく進まない人もいます。

読書感想文・・・恨みとまではいかないまでも良い思い出を持っていない人も多いですね。 なるべく短い本を読んで、さて感想文を書こう!と原稿用紙に向かう。
浮かんでくるフレーズは・・「面白かった。」「哀しい気持ちになり、考えさせる場面が多かった。」 4行で感想は尽きてしまい、「ダメだ!これは。」とやり直し。
「少し粗筋の紹介で文字数を稼ごう。」と人物紹介と粗筋でページ数を稼ぐ。そして
あとがきの解説から気の利いた部分を抜き出してお茶を濁して提出。
 良い思い出になるはずがありません。

 

実は読書感想文は難易度が高いのです。読書をする題材も内容への切り口も文体も書き手に「お任せ」の状態です。
* 今日の夕飯は何がいい?と聞いて「美味しいものなら何でもいい。」と言われるくらいの難問です。

 

実はここに作文の書き方を学ぶ第一歩があるのです。生徒に作文を指導する際の禁句があります。 
「思ったことや感じたことをそのまま書けばいいんだよ。」 これは最悪だとおもいませんか? それが出来ないから苦労しているんですよね。

 

ピアノを習いに来ている子どもに「感じたままを鍵盤にぶつけなさい。」 なんじゃそれ?ですよね。

美術の授業で「見たままを書けばいい。」といわれても 犬を写生したつもりが 牛?になってしまうのが現実ですよね。

少年野球のコーチが、「いいか!来たボールを ぐっと待って バットでギュと打つんだ!」 長島さん以外ダメですよね。

間違いやすいのはここなのです。生徒たちも勘違いしている人が多いのです。それはこんな誤解です。
① 作文は芸術や音楽のように「個性」が必要。
② 作文には独創性が必要。

これでは天才君以外に作文は書けません。

私は長年 作文、小論文の指導をしてきましたが、この分野も力の差が顕著に顕れます。
これは他の科目と同じです。しかし英語や数学と異なるところは、作文は「考え方」や「勉強の仕方」次第で大きな得点上昇が見られるということです。

来月は作文の勉強の仕方を考えてみようと思いますが、今回は作文、小論文を書く際の心構えだけをお話して終わりにします。

「冷静に考えてみよう。義務教育や大学入試レベルに強烈な個性や独創性やセンスを求めるテストがありうるだろうか? 作文テストの狙いは、『運転免許を取るのに才能は要らない』のと同じようにルールを守って、正確に手際よく物事を処理する能力の判定である。それが入試における作文、小論文の正体である。」
フラップ指導会 代表 飯塚 晃

*大学、高校の推薦入試、AO入試などに対応した作文、小論文の個別指導の受付をしております。ご希望の方はお通いの教室までご連絡ください。